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- 作品データ
- 監督:永井聡
脚本:澤本嘉光
編集:森下博昭
主題歌:サカナクション
キャスト:妻夫木聡/北川景子/鈴木京香/豊川悦司/リリー・フランキー/荒川良々 他
制作年:2013年
上映時間:105分
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- あらすじ
- 妻夫木聡、北川景子が偽の夫婦役で共演し、華やかな広告業界の裏側で繰り広げられるドタバタを描いたオリジナルコメディ。落ちこぼれ広告マンの太田喜一郎は、クセ者上司に押し付けられ、世界一のテレビCMを決める広告の祭典・サンタモニカ国際港国際で審査員を務めるはめに。現地では毎夜開かれるパーティに同伴者が必要ということから、ギャンブル好きな同僚の大田ひかりが偽の妻として同行することになる。やがて華やかな審査会が開幕するが、太田はちくわのCMが賞をとらなければ、自分がクビになってしまうということを知り、駆け引きや小芝居に四苦八苦。ひかりの手助けを借りるうちに、2人の距離も次第に縮まっていき……。サントリー「グリーンDAKARA」のテレビCMで知られる永井聡がメガホンをとり、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズといったテレビCMで、妻夫木とタッグを組んできたCMプランナー・澤本嘉光が脚本を担当した。
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- オフィシャルサイト
- http://judge-movie.com/
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- 予告編
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- 鑑賞日
- 2014年1月19日
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- 鑑賞場所
- TOHOシネマズ海老名
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- 評価
- ★
ネタバレ注意!
この映画評は私自身の鑑賞メモという扱いで、基本的に本編の内容に触れる事が多いものです。
作品をご覧になっていない方は鑑賞後に読んで頂く事をオススメ致します。
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世間での評判が上々だったので期待して観に行きましたが、正直期待外れでした。
前半は楽しめる所が結構ありました。
広告業界、自分も制作側の立場はわかるつもりですが、クライアントからの無茶ぶりと上司からの丸投げ。「無茶と書いてチャンスと読む」のフレーズとか。
あとキム兄とのやり取りや松本伊代の下りとか。
ただ、後半(日本を発ってから)ラストに至るまでがあまりにヒドすぎて、正直バカにされたような気分です。
コメディなのであまり深く考えないで観るべきなのでしょうか?
それにしてはふざけ過ぎだと思います。
・とことんステレオタイプな外国人描写
・全体のリアリティ、特に審査会のルールが無茶苦茶
これを気にしないで観ろというのは自分には到底無理でした。
一番許せないのが、きつねうどんのCM。
あれは太田(妻夫木聡)が良しと思って作ったものではないはずなのに、最終的にヒットしたからと言って良しとしてしまっています。
その認識は結局この映画の作り手の方にあるもので「これでいいや」と終わらせたような感じがしました。
とても残念です。